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60歳を迎える前に、以前より興味のあった山仕事をゼロから学び、可能性を探る人生旅


by shu-1961natu
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林業開始

11月19日
本日から臨時作業員として林業デビュー。
前日より緊張が高まり、夜も1時間おき位に何度も起きてしまった。
6時半の集合に遅れてはいけない、作業班の方はどんな方たちだろう、そして作業をこなすことができるのだろうか。
あれこれ気をもんでしまって落ち着かないことこの上ないほどだった。
4時過ぎに起床し、弁当を作り、準備物のチェックなどもなんとかこなして、
6時15分には集合場所に到着。
班長より森林組合の作業員の方々に紹介されて、無事自己紹介も完了。
作業員の内、阿讃山脈を越えた徳島県から3名の方が出勤されているのには驚いた。
20年以上も勤務されていて、山仕事の大ベテランだとか・・・。
作業は、1班3名編成で、別々の現場へ出動。

私は、この夏の林業研修で現場見学時にお目にかかった奈良県出身の20歳の青年と同じ班になった。
記念すべき最初の現場は、竹林整備。
整備と言うより、竹を皆伐していく作業。皆伐後は山桜を植栽するという。
林業開始_b0396667_18360634.jpg

商品になる竹は3.10mに切って、商品価値のないものは、粉砕機でチップ状にしていく。
班長がチェーンソーで伐り、それを斜面から降ろしていく作業。
単純と言えば単純だが、竹の良し悪しも判断しなければならないし、選別、処分の作業も経験がものをいう。
作業道も作られている。
林業開始_b0396667_18355051.jpg

手入れがされず放棄地となった竹林はひどい状況だが、皆伐するとサッパリしたもの。
林業開始_b0396667_18363195.jpg

粉砕機も大活躍だが、その分、刃こぼれが悩みの種だとか・・・。
林業開始_b0396667_18364583.jpg

管理されていない竹林から得られる商品価値のある竹の少なさには驚きと問題意識が・・・。
竹の需要減、労力不足等から荒れていく山。
こうした山を蘇らすには、放棄された期間が長いほどその手間が膨大になっていく。
悪循環を覚える。農地も耕作放棄地が問題となっているが、山の荒れようは、その比でないような思いを強くした。
今週は、あと4日の作業だ。
安全を肝に銘じてともかく作業をこなそう。


by shu-1961natu | 2018-11-20 19:09 | 山仕事